私たちに求められているのは綺麗なデザインを作ることではないと考えています。お客様から「綺麗なホームページを作ってくれて、ありがとう」と言われますが、本当は嬉しくありません。
私たちは芸術作品を作っているわけではありません。これまで制作したお客様のホームページを実績と言うことはあっても、作品と呼ぶことはありません。デザインは手段であり、会社や店舗のホームページは見込み客を集めることが使命だと考えます。私たちはお客様のホームページが完成し納品した後も、Googleでの検索順位やお問い合わせの反応が気になって仕方ありません。
大切なことは納品までの業務ではなく、納品してから業務のスタートであると考え「お客様と一緒に集客できるホームページに改善していく」ことであり、運用管理業務が重要だと考えています。困った時はいつでも駆け付けられる距離感でサポートする。私たちが長崎の事業主様に限らせてホームページ制作をさせていただいている創業当初から変わらない理由です。
事業用ホームページの制作を始めて23年が過ぎました。当初3年間は広告代理店からの制作請負を中心に行っていたんですが、ある時ある会社の社長様からものすごい怒りのクレームをいただくことがありました。
「会社のホームページが出来たのはいいが、どうして更新や管理をしてくれないんだ!」
「連絡も取れないし、これからどうすればいいんだ!」
とそれはそれはすごい剣幕でした。当時、私たちは印刷会社や広告代理店の制作請負という形でお客様のホームページを制作代行していたために元受けとなる印刷会社や広告代理店からお客様に自分たちの名刺を渡すことすら禁じられていました。もちろん納品した後も直接連絡を取ることは許されていませんでした。
「社長、申し訳ありません。追加更新作業やサイト管理については広告代理店を通していただけませんか?」
「私たちはお客様へ直接お見積もりを出すことができないんです。」
と言うしかなかったのです。しかしその社長様が怒っていたのは私たちにではなく、大阪にある広告代理店が長崎支店を閉鎖し撤退したため、5年間の更新管理を全て約束したリース契約を行いながら何度連絡しても連絡が付かなくなってしまったことでした。詳しく聞くと契約金額は120万円!そりゃ社長の怒りも当然です。私たちが当時請け負ったのは制作代金25万円のみ。もちろん5年間の保守管理費や更新作業料など含まれていません。ただその社長のことを思うと事の流れがあまりに気の毒でしたのでその後は私たちが出来る範囲で無償対応することにしました。
この時から私たちは代理店からの下請け制作代行業務を一切止め、お客様からの直接依頼だけをお受けするようにしました。当然ホームページの保守管理料や更新作業料は後払いです。私たちは小さな会社の社長を応援したいと考え、エリアを長崎に限定し作るだけでなく管理も行うホームページ制作会社になろうと決めたのです。
今では様々なウェブ会議システムなどのツールを使えば顔を見ながら必要な打ち合わせも行えますし、制作するだけならば何の問題もないかもしれません。しかし長崎に限定している地元の私たちはお客様お店や会社に訪問し、お客様の業務を実際に見ることでお客様の商品やサービスに対する熱い情熱や生の魅力を直接感じることができます。商品の写真だけでなく製造現場を見たり、時には体験させていただくことでお客様が大切にしているものを肌で感じることが私たち制作者には必要ではないかと思っています。現場を知らずにきれいなデザインだけ作ってもそれは本当のお客様のホームページではないような気がします。時間を共にしてお客様からいろいろなお話を聞かせていただく中で、お客様の本当のウェブパートナーとなることができると私たちは信じています。今後も私たちは地元長崎の小さな会社やお店だけに限定したホームページ制作会社で在り続けます。
ホームページを作るだけならば少し勉強した個人でも可能です。ただ格安を売りにしている個人の場合、副業として行っているケースが少なくありません。その場合ホームページ専門会社と違いその個人のライフスタイルが大きく影響する事があり、突然連絡が取れなくなるなんてこともよくある話です。また個人ではなく法人であっても格安を売りにしている制作会社の場合、実際は時間をかけることが出来ず予め用意されたデザインテンプレートを用いることが多いのも事実です。それはホームページ制作費のほとんどが人件費だからです。
私たちは、予め用意されたデザインテンプレートは使わずお客様との十分なヒヤリングもとにしっかり時間をかけてお客様の業務に合ったオリジナルデザインでホームページを制作させていただきます。また他の制作会社の中にはホームページを作ることはできても、ウェブマーケティングの知識が乏しい制作会社も数多く存在します。ホームページを作る目的を考えると、どんなノウハウで制作されるかが大きく問われるところです。
すでにあなたもお気付きだと思いますが、実はホームページの制作料金はホームページ制作会社によって大きく違います。通常制作費用とは作業工数と作業ボリュームに応じて計上されますが、費用に一番大きく影響するのは、実際の制作業務だけでなく構成等を構築するディレクション業務です。そこにどれだけの時間を使い、ホームページの目的を実現できる構成を作るかで費用は大きく変わってきます。見積書の費用だけではわかりにくいところですね。
しかし、最も大切なことは公開してからのホームページ運営管理であることを忘れてはいけません。あなたは会社やお店を信用していただくためにホームページを作るのですから、公開後きちんと運営しなければ逆に信用を落としてしまうことになります。でも安心してください。私たちはネットやホームページの事が苦手なあなたをサポートする運営管理プランをご用意しています。つまりホームページを作ること以上にあなたにとって一番のメリットは、今後あなたがホームページ運営で困った時はいつでもあなたのウェブドクターとして何でもご相談できることだとお考えください。
ホームページ価値の第一条件とは、「地域」+「サービス名」といった2キーワードでの検索上位表示ではないでしょうか?どんなに素晴らしいホームページが出来ても検索結果で上位表示されなければあなたの会社やお店は世の中に存在していないのと同じです。あなたもご存じのように私たちのようなホームページ制作会社の業界はその検索上位表示ノウハウが重要視されるプロの業界です。そんな中で私たちは自社のホームページを「長崎 ホームページ制作」というキーワードで広告、ポータルサイトを除いて検索上位を実現しています。
小学校の頃は手塚治虫の漫画が大好きで、中でも「火の鳥」は衝撃的でしたね。近所の貸本屋のおばちゃんとは仲が良くて、お小遣いは全部漫画本に使ってました。そして読むだけじゃなく漫画を描くのも大好きで、文房具店に行ってはケント紙に墨汁、Gペンに羽ぼうきを買ってきて夜遅くまで深夜ラジオを聴きながら夢中でストーリー漫画を描いている少年でした。必ず将来は漫画家になるぞ!と思いながら・・・。
ところがある日、中学校2年生の時にクラスの中でいつも気になっていた女の子が放課後友だちと「彼氏がギター弾けたらいいよね~」って話してたんです。その言葉を聞いたとたん、早速貯金箱を壊して次の週には7,000円の中古ギターを買って、自分で書いた詩に覚えたてのコード3つでオリジナル曲を作り、バンドまで作ってラジオにも出たりして。え?漫画ですか?もちろん続けてましたよ。ただ自分で詩を書いて、曲を作って、好きな女の子に聞いてほしい!って気持ちの方が上回ってた気がします。でも結局フラれてしまいました(T T)
高校生になって美術部で油絵を描きやりながら、だんだんバンド活動に力が入り学校じゃそれなりに目立つヤツだったんじゃないかな。アマチュア音楽大会でオリジナル賞をもらったりなんかして、とにかく自分で作ることが楽しくて仕方なかったんです。
その後、大学の工学部に入ってからも絵や漫画を描きながらオリジナル曲を作って音楽をやってました。大学卒業後、なぜか不動産会社に入社することになったんですが8年後には独立して自分で不動産会社を始めてました。当時は人と会うことが楽しくてとにかく営業が楽しかったんです。
売り込まずに売るにはどうしたらいいのか、売るのではなく選んでもらう営業方法をいつも考えながら実践していましたね。それは子どもの頃に作っていた漫画のストーリーを考えるみたいに、曲を作るみたいに自分の時間を自分で作っている感覚で仕事すると面白いように売上げが上がっていきました。お客さまの中には業績が悪く不動産を売却する会社もあれば、反対に業績がどんどん良くなって新しい不動産を購入する会社などいろんな社長と接する機会が多かったですね。業績を上げる社長の考え方はかなり勉強になりました。業績が上がってる会社にはちゃんと理由があることを知りました。
そんな貴重な経験をしながら不動産業界に入って13年が過ぎました。
世の中はバブルがはじけ急激に不況となりはじめた頃、不運にも椎間板ヘルニアを発症し、生まれて初めての手術入院となってしまいました。病院のベッドの上でいろいろ考えていたそんな時に中学校時代の古い友人が見舞いにやってきました。
「久しぶり~大丈夫かぁ?お前が入院したって聞いたから顔見ようと見舞いに来たぜ。今不動産やってんだって?ガキの頃のお前を知っているから不思議でならん。お前って漫画とか音楽とか、何か作る仕事をするヤツかと俺は思ってたけど・・・なんで不動産やってんの?」
そう言って友人は帰って行きました。
手術後でまだ思うように動けないまま病室の天井の蛍光灯をしばらく眺めてました。
・・・確かにそうだ、なんで俺は不動産をやってんだろ?本当にやりたかったことはこれかぁ?
そう考えるとなぜか天井がぐるぐる回りはじめました。
その時、隣の患者さんのテレビから流れてきたWEB業界の詐欺ニュースに目が止まりました。
そして、病院のベッドの上で不動産会社を閉める決心をしたのです。
当時は質の悪い詐欺的なホームページ制作会社がたくさんあるのを知っていました。だから良質なホームページを適正価格で提供できる会社を作れば喜んでもらえるんじゃないかと思たんです。これまでの営業経験を生かせば経営者が望む結果を出すホームページを作ることができるんじゃないかと考えたんです。
営業経験がないデザイナーが作るホームページより、常に売り込まずに売る営業をやってきた自分が作る方がきっとオーナーには必ず喜んでもらえるホームページができると考えました。
これまで小さいながらもスタッフを抱え、ひとつの会社を経営していた自分には小さな会社の社長の気持ちが痛いほどわかっていました。まわりからお洒落だね、カッコいいねと褒められることよりも、お客さんを集めることができる、売上げに貢献できるホームページの方が断然価値があると信じていましたからね。
縁結びで有名な出雲大社の分院が長崎にもあるのご存じですか?
それこそ縁があって、その神様のお隣に小さな事務所を借りてスタートし、早いもので23年が過ぎました。エリアを長崎に限定することで、実際に会うことができるたくさんの社長さまとだけ今でも永くお付き合いをさせていただいてます。弊社のウェブデザインを勉強した優秀なウェブデザイナーは別ですが、私自身は数々の営業実績の中からウェブマーケティングを身に付けウェブコンサルタントとなりました。この業界ではとても異質だと思います。だからこそ、他のホームページ制作会社とは違うウェブコンサル・コーチングを合わせたビジネスホームページを提供できると自信を持っています。そして一番に心がけていることが3つあります。
・誰が見てもわかりやすいホームページを作る。
・検索結果に強い、常に上位表示されるホームページにする。
・売り込まずに売れるウェブコンサル・コーチングを提供する。
作るだけのホームページ制作会社ではなく、永くお付き合いができるお客さまのウェブパートナーでありたいと思っています。これからも地元長崎の小さな会社やお店のためのウェブパートナーで在りたいですね。
ここまで、取り留めない私の話を聞いていただいてありがとうございます。少しでも私のことをわかってもらえた上でご縁が合ったら嬉しいですね。私たちの小さな事務所に来られた時はぜひお隣の縁結びの神様に参拝してください。あなたのビジネスが末永く確実につながっていきますように。